あしたもおとうさん

「ねえ、あしたもおとうさん?」娘に確認される日々。おかあさんと育休をバトンタッチ。1年間の娘たちとの生活で思うこと

イヤイヤ期突入。

1歳の下の娘。

なんだか最近機嫌がよくないなあ。

なんだか、ねえねに大声でおこっているなあ。

なんだか、仕事のおかあさんばなれがぐずぐずだなあ。

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梅雨の季節だし、うまくねれないときもあるのかな?

んで、イライラしてんのかな???

 

と考えていたら、あっという間にイヤイヤ期に突入。

お風呂上りにオムツ履くのが嫌で全力でえびぞり&脱力&泣き。

          ↓

床に頭をぶつけで全力で大泣き

 

靴下を履くのが嫌で、全力でえびぞり&泣き

          ↓

はかなくてもいいよ、と言うと、履かせてと全力で大泣き。

 

 

当初、なにか憑依したんじゃないかってくらい、危険なテンションの変わり方でした。

姉の時はほとんど強い自己主張がないイヤイヤ期だったからなあ。

この全然理屈が通らないわがままイヤイヤ期の姿が面白くてたまらない。

 

しばらくは、楽しめるかな。

世の子連れはどこに

ジメジメ、日差しがもう少しで限界。7月初旬

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 そうなると公園で遊ぶ小さい子達も減ってくるわけで、

もともと少なかった近所の公園で遊ぶ親子はさらに減り、

 

もはやこの世に1、2歳児はいないんじゃないかと。

少子高齢化か。うん確かに高齢者はいっぱいいる。

 

どこにいっているんでしょ?

近くの育児支援施設?エアコン効いてるし

近くの大型スーパー?エアコン効いてるし

あとは・・・自宅?

 

幼稚園児になるとそこらじゅうに住んでいることが嘘のよう。

みんなどこでかくれんぼしてるんだい?

 

そういう我が家も、そろそろお外は限界。

毎日プールか、エアコン代のかからないとこを探さねば。

脳が壊れたを読んで教育場面で思うこと

脳が壊れた  を読んだ。

なんて、今の自分の子育てに必要な情報なのだと感激。このことは前回も書いた

 

ashitamo-otosan.hatenablog.com

 

が、自分の職業でも同じだと思った。

 

自分はいろんな子どもと向き合う教育職。

だからこそ、脳に起因する発達障害などには

わかったつもりでいた。

でも、何がわかったつもりだったのかはわかってなかった。

だから、自分とは違うということだけで、全然わかっていなかった

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パニック、激昂した子どもに対して、

 

今は刺激がいっぱいでやりたいんだよね、

友達に行ったこと認めたくないのは自分が苦しいからなんだよね

クールダウンしたら聞けるようになるよね

今は興奮して聞きたくないんだよね

 

これ、全部うちらの「常識」の枠からでしか考えてなかった。

今は聞かないけど、クールダウンしたら「自分と同じように聴く」ことができる

という「常識」で考えてた。

 

クールダウンしたら

自分と同じように注意を向けて

自分と同じように注意を持続させて

自分と同じように感情をコントロールして

自分と同じように聞いている時に自分の思考と照らし合わせながら(かつ自分の言いたいことは抑えつつ)

自分と同じように言葉そのものではなく、相手の意図を組み

自分と同じように理解しながら聴くと

 

注意

集中

思考

それらをコントロールすることに得手不得手があり、人によって差があること、

できることを当たり前と考えて、考えてなかった。

 

1歳の下の娘だって

3歳の上の娘だって

それぞれ、自分たちなりの常識があるんだ。

 

どうしても大人のおとうさんの常識で考え、ペースをきめがち。彼女らの常識が少しわかる一歩かも。

 

 

そして、今までの「生きづらい」子どもたちが思い出されてきた

彼らにできることは全然違う角度からあったのじゃないのか

 

 

そんな、脳に機能の障害を抱えた人の生きづらさを語ったこの新書。すごい。

これですこしでも多くの人が、周りの人が救われますように

 

 

 

 

三歳の先生

上の娘は今3歳。

幼稚園の年少さん。

できることなんて限られてるけれど、最近の成長ぶりには驚きが多い。

 

最近の驚きが1つ。

下の娘1歳と毎日のように行ってる公園。

たくさんのことをしているように思ってたけど、幼稚園帰りの上の娘をつれて三人でいくと、

どんどん変わるメニューに大人はついて行けない。

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下の娘にはとってもいい刺激。

こんなことしようよ

今度はあれしよう。

 

草花や石、砂を材料に遊具で遊びのお稽古。

いい先生に恵まれたね。

 

習い事

我が娘の通う幼稚園の子たちはけっこう習い事をしている。

 

娘もあれやりたいこれやりたいと言っている。

難しいところ。

 

なんのための習い事か。

〜させようと思ったんだけど、強制になっちゃって結局身につかなくて〜

にはさせたくないな。

 

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楽しいが広がったらいいけど、

来年は保育園だからできないけど、

 

そして、上の娘はたぶん習い事の環境に慣れるのに時間がかかるだろうけど

 

習い事じゃなくても子どもたちの経験と、楽しい!を増やしてあげたいな。

そっか、それができないから、時間がないから、専門性がないから習い事をするのか。

じゃあ自分が研究しまくれば少しはいろんな習い事まがいの体験ができるのか。

習い事の時間をもっと親子の体験の時間に。。

 

悩む悩む。

夜道の散歩に超リフレッシュ

奥さんが、数年ぶりに夜道を歩くのが怖い
と、以前働き始める前に言っていた。

自分もこの生活になってから、夜道をほとんど歩いていない。
パンを用意し忘れて近くの店にダッシュした時とか
お酒・つまみが切れて買いに行った時くらい。

昨日は「ご飯に混ぜて炊くやつ」を買い忘れてて、無性に欲しくなったのでいくことに。
この夜道の散歩が、自分にとって超快適だったことに気づく。

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まず、子供がいない中の一人歩き。嫌じゃないけど自分のペースで歩く。持ち物も何も気にしなくていいという快感。

次に、非日常。いつも同じの日々からの脱却。

そして、一つ目に近いけど、子供のことを気にしなくていい時間。


専業主婦がFXやらもしくは浮気やら、はたまた散財やらでニュースに取り上げられることがあるけれど、多分、永遠に続く日常、そして自分以外のつながりをもとめて、そして没頭するものを求めているのかと ちょっぴり気持ちを理解。

「専業主婦は急に社会とのつながりがなくなった気がする」というのも納得。
現在、育休中の身で、かつ月一で勉強し合う仲間、向上心を持って刺激刺激し合う仲間、職場系のつながりのちょっとした仕事などが自分の中では社会とつなげてくれる一つ。
これらもなくなったら、日々の生活にハリをもたらすのが厳しくなるかも。
何もしなくても良い。何かしたらもちろん豊かになるのだけれど。

だから、「子供が寝た後にスィーツを」に走ったこともある。けど、
そんなに毎日しなくていいし、たまにでいい。

 

 

やはり非日常をもとめちゃう。そんなサガがあるのかも。

時間はある。けれどそのほとんどは子供達の時間で埋まる。

その他の時間をさらに磨きをかけるか。

はたまたどっぷり、ゆっくりと過ごすか。

 

自分は後者だけどそれじゃあ社会復帰できなそうだ。危険。

世の仕事を辞めて子育てのために専業主婦になった人たちの気持ちをちょっぴり感じた今日この頃。

分化 は成長

脳が壊れたを読んで

脳が壊れた (新潮新書)

脳が壊れた (新潮新書)

 

 

脳の障害を負うということを、もともとライターだった著者が上手に描き表している。

さらに脳の障害が原因の発達障害系の話や、

まちかどで、めちゃ目を合わせてくるような何かが違うこの人…という症状を自分の症状と合わせつつ、その人たちの気持ちなどが書かれている。

今まで症状・行動は示されていても、どうしてその行動が出るのか、どういう気持ちなのかはわからなかったものを、細かくわかりやすく書いてくれることに脱帽。

そこで、「障害もそうだが、小さい子の成長もそのような感じ」的な文があった。

 

確かに。

体のなにかがうまく使いこなせるようになったり、使い分けたり、必要に応じて巧みな動きを工夫できたりする「分化」は成長だ。

鉄棒から降りられなかったちびすけ(下の娘)。

前は鉄棒にぶら下がることもできなかったちびすけ。

今は至る所ぶら下がるちびすけ(危険) 。

チョキができるようになった、ねぇね(上の娘)

パンツとスカートとスパッツをはいていると、トイレからずりっと下げたままでしか出てこれない、ねぇね。

それが、パンツの中にスパッツとスカートを巻き込むけどもできるようになった、ねぇね。

シャボン玉ができるようになったちびすけ

でも口を近づけすぎてシャボン玉を吹く前に触れてベタベタになっちゃうちびすけ。

 

なにもかもが、ちょっとの力加減や巧妙さの中でできるようになっていくのかあ。

そんな感じで学んだ良書。