あしたもおとうさん

「ねえ、あしたもおとうさん?」娘に確認される日々。おかあさんと育休をバトンタッチ。1年間の娘たちとの生活で思うこと

気分は不思議の国のアリス

1日のうち、

「大人」としての常識で会話が出来る人たちとの時間は3時間弱

「大人」の常識が通用しない人達と過ごす時間は12時間超

 

なんだかそろそろ悟りを開きそうです。

 

でも、常識がない中で、この子たちの「常識」で生きているんだよなぁ

と思うと、お父さんの都合で叱るのも、小言を言うのもはばかれる場面があったりすることが増えてきました。

 

そう、常識ない世界。当たり前が当たり前じゃない世界。

アリス イン ワンダーランド。

ふしぎの国のアリス - Wikipedia

ふしぎの国のアリス (1951) (吹替版)

 

小学生低学年かそれより前にこの映画を見たとき、

アリスの周りの人の意味がわからなすぎて、

気持ち悪い感覚というか、怖い感覚を覚えました。

何にもしてないのに、最終的にハートの女王に罪をきされ、追いかけられる場面なんか

悪夢。本当に夢に出てきて怖くて焦ったのを覚えてます。

 

そう。アリスも話が通じない相手に悩んだでしょう。

だって、「うさぎさんはどこ?」って聞いたら

「ナンデーもーない日バンザイ!」って歌われるくらい話通らないんだから。

 

だから子育ても、目の前のワンダーランドにいる方々たちを

少しずつこちらの世界に連れてくる感じなんだなあと、悟り始めたのです。

そうすると納得。

 

直前までギャン泣きしてたのに爆笑して遊んでいるとか

大っ嫌いだったのが大好きとか

怒られてシューーーンって反省してたのに、それ覚えてないんじゃねってくらいのテンションで話しかけてくるとか。

 

アリス。あなたは話が通じないワンダーランドの人にプンスカしてたけど、

よくぞそこまでで、耐えたよね。

私はこの間までブチ切れちゃうことだらけでした。

アリス。すごいよ。

俺ももうすこしあなたを尊敬してワンダーランドの人々と対峙していくことにします。

 

昼寝中におきちゃって、

俺の手をがぶっとハンバーガーのように食べたら満足そうに寝ていったおチビを見ながら。

小さく決心したこと。