あしたもおとうさん

「ねえ、あしたもおとうさん?」娘に確認される日々。おかあさんと育休をバトンタッチ。1年間の娘たちとの生活で思うこと

大人の笑う回数

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最近グリコのCMでやってましたが。

子どもは1日400回笑う。大人になると15回になる。

ノーーーーン!なんだかくらーい!

心にぐさっときました。

 

 

まあ、400回÷活動時間の20時間としても1時間あたり20回笑う計算なので、まずは腹筋を鍛えないと別の意味で笑えなくなりそうですが。

 

でも、その笑えてるかっていう人生の見方は必要ですよね。

 

私は子育てって

 

【大変なこともあるけれど、楽しい】

と思ってます。でも意外と

 

【楽しいこともあるけれど、大変】

 

っていう人も多いんだろうなぁと思いました。そうなると辛いなぁ、大変だなぁと。

 それは、今日子どもを連れていったショッピングモールでのこと。

 

プレイランドでねぇねとチビと遊んでた時のこと。いつも我が家はエヘヘへワキャキャキャと遊んでるのですが、周りをみると

子ども→めっちゃ楽しそう

大人→常しかめっ面、無表情、仏頂面のオンパレード。

 

子供の安全を配慮して心配しているのかもしれないけど、平日仕事で大変なのかもしれないけど、こりゃあ子どもの笑顔は減ってくるのもわかるなあなんて思いました。

 

子どもがワキャキャってしてても、スマホをいじってたり、「そうだね」って真顔でただいってたり。これ、大人だったら凹みますよね?

デートで相手が常笑ってなかったら。

 

でも、子どもなら子どもだけで楽しそうだから、大人は笑わなくていいのでしょうか?

恋人は別れるリスクや不安材料があるけれど、子どもは別れることはないからコストを払わないのでしょうか?

 

てか、そもそも人生楽しくなくて、なんなのでしょか?

あ、でも笑ってなくても充実している人もいるのか。それで満足と。

でも先ほど書いた後者のように、結局大変なんだから、子どもも親も気をつかうし幸せじゃなさそう。

 

自分はやだなと思うのです。そういう人生。

もっと幸せに、生きられたら。

 

完璧な子育てじゃなくても、

完璧なしつけじゃなくても。

その時その時で喜怒哀楽を全力で楽しめたら。

 

そんな生き方、素敵な人生については

海外見習わなくちゃなぁ、

どうやったら広げていけるかなぁ。

 

まずは、自分の仕事、周りの友人から。

 

おいしいねんど。

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訳あって昨日の記事(日記)です。

今日のおやつは白玉だんごっ、だんごっ。

 

我が家ではネェネが帰ってきた後、毎日おやつを食べます。

だいたいフルーツが多いけれど、もらいものや、ねぇねがなけなしのお金でスーパーで買ったお菓子のときも。

んで、ごく稀に、簡単なおやつを作ります。

 

以前、ねぇねが「お団子食べたい!」というので、

白玉粉とゆで小豆缶を買っておき、

さらに今日は豆腐が冷蔵庫にあったのでそれも入れることに。豆腐白玉。

 

チビもねぇねもできるのが最高。

この白玉づくり、最初は練るのができなくてもちょっと手伝ってやればあとは粘土といっしょですからね。

 

私「今日のおやつは、、、、白玉だんごでーす!!」

ね&チ「わーい😊」

私「この粉に水をいれて・・・・、はい!後はねりねりしなー」

ね&チ(ねりねりねりねり)

チ「なんなーい(できなーい)」

私「はいよっ(こねこねこね)あとは粘土と一緒だね」

ね「おとうさん、ちょっとできたけどこれ以上できないよ」

私「どれどれ?(見た目はもはやたくさんのボロボロのミミズ状態)こっちは豆腐白玉だから難しかったね〜。(ねりねりねりねり)はいどうぞ」

 

そのあとはワイキャイ言いながら一つ一つちいさなだんごを練りだします。

 

こねこねこねこね

 

 2歳こねこね、まだまんまるができないけどそのままお湯へポイ

 

4歳こねこね、まんまるが上手。大きさはピンポン玉から大豆サイズまであるけどお湯へポイ

 

33歳もこねこねポイ

 

みんな遊びみたいにできるのが素敵。

そしてカンゆであずきとあわせて今日のおやつ

 

自分で作ったからなおさら美味しい

娘たちの食べた瞬間のきらめく瞳に✨

おいしーぃ!のにんまり笑顔に

こっちが笑顔になっちゃいます。

 

そんな小さな幸せ感じる今日は十五夜

ちなみに味噌汁にも入れて十五夜汁。

娘たちはムチムチ成長してます。

育児の筆頭責任者をつくるか

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多くの家庭で育児は女性がメインだろう

我が家もそう。基本的には話し合わなくてもお互いに感じあう的な、だから感じ合えないところはどちらかがストレス…

自分はリレー育休をしたが、子どもとの生活は子どもにも混乱がないように、ルールの多くは極力変えずに受け継いでいる

でもほころびもある

矛盾もある

 

んで、自分の考えと合わないこともある

例えば寝る準備の際はおもちゃを出しっぱなしでも何も言われないとか、

子どものわがままに対して、受け入れる時とそうでない時があるとか

泣きわめけば最初とルールが少し変わっちゃうとことか

 過去記事参照 

ashitamo-otosan.hatenablog.com

 

で、これ、イライラしてても仕方なく。

筆頭責任者が妻で、日中も子どもと過ごすのが妻ならイライラしない。

でもちがう。だから話し合う必要が生まれる。

 

でもそもそもなんでイライラするの?

そして思うのは、妥協も必要ということ。

妥協というか完璧にしようとしないというか

育児筆頭責任者に振り回されないことかなと。

 

 

例えば三世代同居をしていた頃や大家族では、様々な人が子どもの面倒を見ていた。関わる時間も関わり方も違っただろう。

では、その人たちは共通理解をはかったり、こうしましょうと話し合っていただろうか?

子どもの母親がそう強く言えない環境もあったかもしれないが、多くは言わなかったはず。

さらには地域の人が子どもを叱り、伸ばす「地域の目」もあった時代。その人たちと共通理解を図るのは無理なわけで。

 

何が言いたいかというと、キッチリコレ!と決めたものをその家庭内で完璧にしなくてもいいのではないかということ。

納得いかないけどまいっか   とか

ま、そういう考えの人もいるってことで

と、捉えるのも大事かなと思った。

 

それはつまり、育児メインの妻のいうことを全て受け入れてハイハイいっている夫は、そこまでしなくていいんじゃないかとか、

男性が育児をしなきゃいけないからやる、怒っちゃいけないから怒らないとか、そういうねばならないのを育児筆頭者に縛られすぎなくてもいいんじゃないかということ

 

そんなことをパートナーと話したり、考えられる関係になれるといいのかなって思う。

 

 

そう、逆の立場では言われてたことを忘れて、台所使ったのに片付けてなくても  凹

さっきと言ってること違っても  汗

子どもに、強く当たっていても  汗汗

何かいたわってくれないなぁとか感じても 泣

 

そうそう、イライラしている自分サヨナラ。

こんにちは、ストレスフリーな自分。

人間そんなもんでしょ。

 

育休リレー取得の3つの理由

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ブログ・ネットで読んだり調べたりしてほとんどの方が

【出産から夫婦で1年程の育休を取る】

が圧倒的に多かったのです。

 

法律的な最低限保障が子どもが1歳になるまでだからでしょう。

それに対して自分は、

【リレーで別々に育休を取得する】

という方法です。これってカナリ恵まれている環境だと思います。

そしてかなりオススメです。なぜオススメなのかをまとめてみました。

 

 

我が家の育休取得状況

その前に今の子どもの年齢やら育休取得現状を解説。

 

     上の娘授かる

【妻:産休・育休へ】

     上の娘(ネエネ)出産

          ↓  下の娘授かる

     下の娘(チビ)出産 (ネエネは2歳)

          ↓  下の娘の産休・育休枠

     2017年3〜4月 チビ1歳半、ネエネ3歳半

【妻:育休終了 職場復帰】

【私:育休取得(チビ枠育休)】←ここでリレー育休

     ネエネ子ども園へ

          ↓  ←今ここ(2017.9月)

          ↓

     2018年3月 育休終了予定。二人とも復帰予定。

 

 

現在の職場は子どもが3歳の誕生日を迎えるまで育休が取れます。

妻も同様。なので、こんなリレー育休が可能なのです。

 

リレー取得した理由

以前から、私は子どもが生まれたら育休を取りたいと言っていました。子どもが育つところにどっぷりと関わりたい、一生に一度だし、せっかくそれを保障してくれる制度があるんだから、という思いで。

んで、妻も取得したいという思いでした。

3歳ごろまでは保育園で丸一日預けるよりも濃密な時間を関わりたいと。

協調性は3歳になったあとでも身につくだろうという考えでした。

そこで、二人とも育休3年取得しても後半には多分暇になるだろうし、手当も1歳になるまでしかつかない。2人とも無給はキツイだろう。

さらに当たり前ですが、私は母乳が出ない。父乳も出ない。なので、最初は妻が育休を取ることになりました。

 

でも妻も働きたい思いはあり、長く取得するのはな〜(特に2人目)ということで、私がリレー取得する形で本来の予定より1年早く妻が復帰することになりました。

 

なぜオススメか

①働きたい・子育てしたい気持ちとそれぞれの「好き」を尊重できる

我が家はお互いに、子育てにどっぷりと関わりたいという思いがありました。かつ働きたいという思いも大切にしたい。やはり育休が長ければ長いほど社会との関わりが感じられず、不安・ストレスになるとも聞きます。

妻には2人目の出産後は、2人の育児で大変な思いをさせたと思います。でも、「運動大好きになってきて、口も達者になってきた娘達の相手でもう一年は厳しかった」と妻は最近らしていました。笑 自分は逆に体を動かすの大好き。

 

大変な部分を妻に任せて自分は楽な部分で申し訳ないという思いもありましたが、妻からの一言を聞いてだいぶ気持ちは楽になりました。お互いが得意な部分、できる部分を尊重して、リレー取得は我が家にとって最適でした。

 

②互いに相手の立場がわかるから気づく

私が育休をとってから、妻の感じていたことが身をもってわかることができました。

例えば社会との関わりを欲したり、日常ほとんどの時間を子どもと過ごすために、「大人な」会話をしたかったり、子どもとの話をしたかったり、料理や掃除や家事のことを認めて欲しかったり。逆に妻も私の働いていた際のストレスを感じていることと思います。お互いの立場が理解できるからこそ、思いやれたり、二人で力を合わせることがしやすいのかなと思います。普段そういうことを話し合ったりすることが苦手な妻やいつも倫理的な話をしてしまう私にとってみれば、まず「体験する」方が向いていました。

 

③出産から徐々に負荷を減らしていける

復帰後の妻は、体調を崩しやすかったり、仕事モードになれるまでは結構疲れた様子でした。考えてみると、出産から復帰までには様々なライフステージ上の変化が訪れます。すぐに思い当たるものでも以下のものがあります。

1.出産・育児でわからないことだらけ(予防接種、離乳食、体の発達、おもちゃ、服、運動、睡眠、買うべきもの、用意すべきもの、地域子育てサークル、幼稚園や保育園調べ、利用できるサービス)

2.自分の体力の変化(出産によるホルモン・体調変化、授乳による体調変化、加齢による衰え、仕事からはなれているために必要な体力・筋力の減少)

3.子どもの保育園・子ども園の慣れの問題(友達関係、生活時間、睡眠時間)

4.夫婦の働き方・生活の仕方の変化(家事分担、送り迎え、働き方の変化)

 

出産をして、育休をほとんど撮らずに復帰する人がいます。これらに対してすべて一気に対応しなきゃいけないんですから、すごいエネルギーだと感心しまくりです。その負荷を段階的に減らせるというのはありがたかったです。

また、お互い育休をとることで、家事のことや子どもの育児のこと、保育園の状況などがわかり、話し合える時間ができたことは貴重でした。

 

 

もちろんいろんな形があっていい

育休の取り方は、いろんな思いがあり、環境も異なるでしょうから何がベストかはわかりません。ただ、私の環境からリレー取得、が一番満足できたことを今回紹介しました。制度はあっても利用できる雰囲気じゃない、なんてことが無くなって、みんなが気持ちよく働けて子育てできてっていう世の中になったらなあ。

 

保育園を増やすだけじゃなくて、企業に変革を求める姿勢をもっと強めてもいいんじゃないのかなあと思います。それについてはまた今度。

虫大好きなのは男の子?

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夏休みにじいじばあばの田舎へ帰り、庭にはたくさんの虫!

歩くとザザザーと、虫たちが逃げていくのがわかるくらい。若干大人は引くくらい。

 

んで、ネェネもおチビさんもたっくさん遊んで慣れてきたのか、

私がトノサマガエルを捕まえては、えへへ〜、キャハハ!とつんつん触ってました。

他にも、バッタ、コオロギに至っては捕まえ放題。素敵な田舎。

 

んで、ふと男の子は虫好き多いけど、女はあんまり好きなもんじゃないのか?と。

お人形ゴッコやらくまさん、うさぎさんであそんでいるんだから、

カエルさん、ちょうちょさん、とんぼさん、せみさんを捕まえて、リアル○○ごっこも良さそうなもの。逃げまくるだろうけど。

 

今日もトカゲを捕まえて、ホレホレ〜 と近づけてキャ〜と遊んでいてふと、

あ、これって、大人が女の子だと積極的に触らせないのか?と。考える。

 

だって、虫は近くにゴロゴロいるし、今日もショウリョウバッタのメスででっかいのが公園にいたし。カマキリはなぜかうちの駐車場でテクテク歩いているし。環境はあるし、田舎でさわるのは好きになったみたいだけど、まだまだビビってる感じとか。

 

最近LGBTに関する講演(ダブルハッピネス (講談社文庫)著者の杉山文野さん)に参加したこともあり、徐々に認知・理解が広まってきていいことだなあと思うけど、

それと同じように、大人が子供の遊びをいろいろ経験させることも大事だなあと感じました。

うちら親世代はやはり男の人の方が虫さわったりとったりして遊んだ経験が多いだろうからね。

 

 

 

今のうちにできること、育休中だから考えられること、いろいろしていきたいな。

明日はとりあえず虫取り網で公園だな。

 

 

<育休関連記事> 

ashitamo-otosan.hatenablog.com  

ashitamo-otosan.hatenablog.com

 

ネコパンチからの仲良し

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【ネコパンチ】

それは、本気じゃないけど、相手を威嚇するためにするパンチ。

当たってもダメージはほぼ0と予想される。

ドラクエで最弱のスライムを倒せるか微妙なラインと思うが、

ライオンなどのネコパンチはおそらく人が大怪我をするレベル。なので繰り出す人によって注意が必要。

 

姉妹の喧嘩がレベルアップしました。テッテレー。( ̄Д ̄)ノ

 

下の娘がイヤイヤを発動できるようになり、今までネエネの言うがままだった遊びが変わってきそうです。さらに、イヤイヤ&「ヤナノー」「コエ、ナナナーイ(これ、いらなーい)」などの言葉が出てきたのでさらにヒートアップしやすくなりました。

 

そうなるとネェネも負けていられません。言葉で対抗します。

まだまだ語彙がリトルグリーンメンレベル(過去記事)のおチビさん 

は、感情が高まってもうまく対抗できません。そこで、

秘技 ネコパンチ

 

これでネェネも泣いたり黙ったりするようになり、勝てることがわかりました。

(ま、その後、親から怒られますが)

 

そして、先日ネェネもやり返すように。

ネコパンチ対ネコパンチで互いにダメージがないように見えるのですが、

何かをやられるということが嫌らしく、互いに泣きわめいております。

 

ほっといて、面白がりながら見ていると、おチビさん

ネコパンチでも勝てないと思ったのか、おおきく振りかぶって本気モードのパンチを習得しそうになってるではありませんか!

 

即止めに入り終了。

姉妹げんかは今後も続きそうです。

でも私は一人っ子。ちょっとその姉妹げんかが羨ましい。

 

仲良しでいっつも同じことやろうとするからぶつかるんだよね。

ちょっとネェネが厚かましいからおチビさん怒るんだよね。

おチビさんがすぐやだーっていうからネェネも嫌なんだよね。

そして、その後すぐにまた二人で遊ぶ。

 

素敵な関係だ。

 

 

 

 

 

バリバリのブラック仕事男が育休を1年とって感じた日々の幸せ、ナニコレ、悩み。

残り半年。まだまだ掘り出し物がありそうです!男性も女性も育休が簡単に取れるようになったらなぁ(取れるけど、帰ってきたら席がないとか、キャリアに傷がつくとか悲しすぎます)。

育休をしてこれがよかった10

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 本ブログはバリバリのブラック仕事男が育休を1年とった、ということで感じたことを書いていますが、男性でも女性でも全般に言える育休をしてよかったと思えることをまとめサイトの真似をして、まとめました。

 育児休業(育児休暇)以外に健康な状態で長期のお休みをいただくことは退職までできません。そんな滅多にない機会なのですから、どっぷり1〜数年、子育てをメインにしてみたらどうかなと思うのです。(本当に大変なのは、子供が複数いる上で、産んでからの1年だと思いますが…)これで男性で長期の育休が増え、男女関係なく育休が取りやすい社会が訪れたらなあ。結果、男女ともに子供がいる人が働きやすい社会になっていってくれればなと思います。

【以下目次】

・子どもとのたっぷり遊ぶ思い出ができる

・子どもがぐずる理由、パターンがわかってくる

・ありがとう、おかげで〜にとても嬉しさを感じる

・子ども理解の仕方が変わる 

・スーパーの効率的買い物、ポイントの仕組みがわかる

・バランスのよい素早い料理ができるようになる

・家のものへこだわる

・平日の使える時間がちょっぴりできる

・働き方、あり方の見直しができる

・健康な生活になる

 

では早速見ていきましょう。

 

・子どもとのたっぷり遊ぶ思い出ができる

  毎日が遊び。そして遊ぶことが成長につながるわけです。自分は自分が遊ぶのも大好き。だから遊びを練るのも楽しかったです。でもやっぱりプロは違うなと、身近な道具で遊びを作っている保育園・幼稚園すごいと思いました。ただ、1対1で子どもと接することができるので、多少危険なことや大きな動きの遊びもできたのがいい思い出。下の娘なんか、我が家のプールで何度溺れかけたことか 笑  

  遊んで遊んで遊びまくる。あーもう何して遊ぼう。遊び暇だ〜なんて感覚小学生以来でした。子どもにも少しでもおとうさんとの毎日の思い出が残ってたらいいな。育児は一生の中の一時的なものです。そんなわずかな時を一緒に過ごせたことは貴重です。。

 

・子どもがぐずる理由、パターンがわかってくる

 子どもと毎日接していると、どのタイミングでぐずり、どんな流れでイヤイヤとなるか、また疲れて寝るかということがわかってきます。それを戦略的に捉えて対応していくことで、結構多くのぐずりを避けることができます(ぐずりを怒りや恐怖で抑えるわけではありません)。

 たとえぐずったとしても、「あ〜もう少しでぐずるな」という余裕が心にあるので、かっとしにくく、逆に大人とは異なる子どもの感覚に愛らしく思えました。

 

・子ども理解の仕方が変わる

上記の項目と関連して、タイムングがわかってくると、今度は子どもの思考過程がわかってきました。最初はお願いを聞いてくれない、泣きわめく、わがままの連続にイライラ&爆発していたけれど、そのイライラの壁を乗り越えると、子どもの理解が新しい境地に達しました。

 不思議の国のアリスなら、全然普通じゃん、と。相手は大人じゃないのです。子どもは子どもの思考をする、思考のしかたも大人まで育っていないことを理解しました。だから、子持ちの先生とそうでない先生の指導の違いというのもあるのかなと思いました。よく、男性の先生はガツンという指導、女性の先生は包み込むような理解の指導というようなことを聞いたことがありますが、どうしてつつみこめるのかって、こういうことを経験したからなのかな、と思いました。

 

・ありがとう、おかげで〜にとても優しさ・嬉しさを感じる

 一つ一つができるようになることを当たり前ではないようにみて、褒めることを心がけました。そうすることで、子どもとの生活一つ一つのことにお礼、感謝の気持ちを感じるようになりました。ありがとうの数が明らかに増えたと思います。

 そんなとき、妻や知人からお礼を言われたことがあります。今までは言われてもまあ普通の反応だったのですが、心までぐさっと刺さるようになり、「ありがとう」と言われることまでもとても敏感になりました。

 さらに周りの人々の優しさも感じました。電車で、スーパーで、公園で。子どもがいることで、そのひとたちが笑顔になり、お話をしてくれました。その度にわざわざ相手をしてくれて感謝の気持ちがいっぱいになりました。

 

・スーパーの効率的買い物、ポイントの仕組みがわかる

 なぜにあんなにもポイントに執着するのかわかりませんでした。でも自分がその立場になったら理解できました!というか、ポイント倍の日を忘れて、それが店に行った前の日だったときとか大きく凹みます。同じ買い物ならどうせなら得をしたい。そんな心理によって、トイレットペーパーが数日買えない日もありました。。。

 ポイントをあれこれ計算し、曜日をチェックし、1円単位でというところまで自分はいかないけれど、そこまでしている人すごいなあと。尊敬でした。

 

・バランスのよい素早い料理ができるようになる

  これまでも料理は好きで、子どもができる前や休みの日はつくっていましたが、より早い方法を考えるようになりました。それは相手は待ってくれないからです。というか、待たせれば待たせるほど不平不満か、姉妹同士でケンカか、問題が生じてくるからです・・・

  だから、朝のうち、前の日の晩、遊んでいる最中に手早くできる方法を考えるようになりました。かつ、野菜がとれているか、食物繊維は、ビタミンは、かつ食感は、味付けの種類は等・・・最初はいきなり全てを行うことは無理でした。でもできないことにストレスを感じつつ、少しずつ「こうしてみようかな」が増えてきました。1汁3菜を30分で作れた時は心の中でガッツポーズです。

 そんな人が家庭に2人いることが心強い。頑張りすぎないことができるからです。

 

・家のものへこだわる

家にいる時間が長いため、いろいろと家にあるものに目がつきます。

  最初___掃除、

  次に___これいるの?→断捨離

  そして__なんなら作っちゃう?新しく調達して・・・→DIYや新しいもの購入へ

と、なっていきます。プロジェクター天井設置、照明のLED化、ベランダデッキのオイルステイン仕上げ、からはじまり、収納の作成や自作窓のシェード、庭に生えた木を生かしてトンネル作り、プール遊びのためのものの調達まで遊びの世界が広がります。

  家で過ごす上で、子どもも私も楽しいな、と思えるものを考えては作るのが楽しい。

だから、「おしゃれ」ではなくて、遊びや便利のためにこだわるようになってきます。

 

・平日の使える時間がちょっぴりできる

 育児の拘束時間は起床から就寝までの14時間で、さらに妻が帰宅してからの夜の家事を含めると、実働は勤務時よりちょっとだけ楽になったくらいでした。ただ、うまくやれば昼寝の時間に自己成長、育児の教材研究、家のあり方の見直しができます。例えば職場ではミドル層になってくるのでチーム力を高めたり、マネジメントしたりする本で刺激を得て復帰した時にどのような取り組みがいいか、戻った時に1年ぶりの自分+αになれるようにしています。

 次に育児の教材研究は、書籍を参考にしながらどんな遊びができるかな〜とか身近な素材から考えること。時間があるからこそ子供の遊びのために用意することもできます。この夏はプールにボール投げ、布団やマットを使っておうちマット教室まで、天候関係なく体を動かしまくりでした。

  家のあり方の見直しは、普段できないような保険の整理と見直し、車、家具、電化製品、子どもの養育、クレジットカードの整理などです。育休に入る前から支出バランスを3年、10年、20年、30年スパンで考えてきましたが、子どもの育ちに合わせた働き方(勤務地や時間的なもの)も考えることができました。

 

・働き方、あり方の見直しができる

 育児は、一生の中の一時的なものです。5年ごと10年後は両方とも子どもは経済的自立はしていないでしょうが関わり方や負担は変わるでしょう。そのことについて夫婦で話せたことが大きいです。例えば来年復帰する際、共働きとなり様々な負担が考えられます。その際に、何の家庭内の仕事を分担するか話し合った際、本当に必要な話ができると考えます。

 片方が家事の全てを知っていて、片方はできることだけをやるのは分担とは言いません。得意分野はあるでしょうが、お互いに家事全般を知っていることで、名目上だけではない負担のバランスが見えてくるものです。

 さらに、今までかなりブラックな働き方をしてきた私にとって、育児は一生の中の一時的なものを実感したことは大きかったです。仕事が始まって、今までもできるだけ早く帰りたいと思ってきましたが、さらにどうにかできないか、何に重きをおくかを考えたいとなりました。

 

 ・健康な生活になる

 夕食は6時には食べ終えていることがほとんど。寝る前3時間どころか6時間食べていません。今までは寝る30分前に夕食を食べていたことも・・・。この健康的な生活で、半年で−8kg減を達成しました!どんだけ自分が不摂生な生活を送っていたか・・。内臓ごめん。平謝りです。

 ちなみに、食事制限、飲酒制限、夜のおやつの制限、何もしなくて体を意識的に動かすくらいでこの達成です。ぜひ、メタボの皆様、育休を取りましょう!!(違

 

 

以上がわたしが育休を取ってこれがよかった10でした。

ある調査によると、育休は取りたいと思っている男性が6割を超えているそうです。つまり5〜6割は取りたいけれど取れない、悩んでいる方々です。

この投稿が、少しでもそんな方々の背中を押すことになったら幸いです。